決まった製品は一つもないから面白い、確かな技術力を軸に挑戦し続ける会社
株式会社 アイエスエンジニアリング
大切なのは「お客様に一番近く、想いをカタチにすること」
周りを田畑に囲まれた、開放的な自然の中に建つ一際目立つ黒い建物。「いったい何の会社なのだろう…」と思っている人も多いかも知れません。ここは、知る人ぞ知る株式会社アイエスエンジニアリングの本社工場。レンガ調のエントランスと清潔感のある広い社内は、一見工場であることを忘れてしまうほどです。2018年に新設したというこの工場にも、時代をリードするアイエスエンジニアリング独自のアイディアや先見の明が活かされているような印象を受けます。
「まずはやってみたら」が合言葉  誰もがチャレンジできるフィールドがある
未来を見据え、新しい分野にも積極的に参入していくアイエスエンジニアリング。創業者の南雲浩美社長は、働く社員たちにも「まずはやってみたら」と声を掛け、何事にも挑戦することを大事に考えているそうです。
「新しいことを100個やって、1個か2個成功するかどうかという世界。失敗は成功のこやしぐらいにしか考えていないから、失敗を責めることはしないよ。明確な目的があれば挑戦することにNOとは言わない。とりあえずやってみたら、というのがうちの会社じゃ当たり前だからね」

時折冗談を挟みながら、終始笑顔で話す南雲社長。人柄の良さ、そして温かみが伝わってきます。
「技術は軸足にあるけど、あまり固いことは言わないよ。自由度の高い会社だし、社員が安心して働けるようなサポートは十分用意している。本人が手を挙げればセミナーにだって参加できるし、補助もする。だから好奇心の強い人と一緒に働きたいね」

社長自身がこれまで幾度となく失敗をしてきたといいます。そして失敗があるからこそ成功を導き出すことができる。だからこそ皆失敗をおそれず、挑戦してほしい。その想いは社員一人ひとりにしっかりと伝わり、皆が生き生きと働いているように感じました。


「目指すのは、お客様に一番近い会社です」そう話すのは、常務取締役の南雲大輔さん。高い技術力を武器に、創業以来右肩上がりの成長を続けるアイエスエンジニアリングの魅力について存分に語っていただきました。
「アイエスエンジニアリングでは、自動化技術、計測技術を軸とした様々な装置開発業務を行っています。たとえば、こんなシステムを導入して製造工程を簡略化したい、自動化・省人化設備を取り入れたいなど、企業の課題やニーズは一社一社異なります。お客様それぞれのニーズを汲み取り、最適な設備を作るための提案や改善を繰り返しながら、一つの製品を作り上げていきます。
どんな業種のお客様であっても関係は対等です。知恵を絞り、意見を出し合いながらより良いものを作るために協力し合う。コンサルティングの要素も強いですね。
だから出来上がった製品は一点もの。同じものは一つもありません」

お客様それぞれの要望を形にする。課題はあるけれど何からどう進めていったら良いのかわからないというお客様には、徹底した打ち合わせを行い、構想段階からお手伝いするといいます。
「私たちの強みは、設計、組立、調整、検査、立ち上げ、保守・サービスに至るまで一連の流れを自社で管理する一貫体制をとっていることです。そのためスピーディーで高品質な製品を提供することが出来るんです。設計だけ、組立だけ、ソフトだけとそれぞれに特化した技術を商社が取りまとめて提案することはありますが、それだと不具合が生じたときに責任の所在が分かりにくい。それってお客様にとって不便でしかありませんよね」

全体をすべて把握することで各工程の意思疎通をスムーズに行い、一部加工や組立などは信頼するパートナー企業に依頼することで、高品質・短納期でお客様により良い製品を届けることができるそうです。
常にお客様第一で考えているアイエスエンジニアリングが、今後第二の事業の柱にしたいと考えている分野があります。それがロボット事業です。

「少子高齢化により生産年齢人口が減少する今、省人化・省力化のために様々な分野で産業用ロボットに注目が集まっています。私たちはロボットに関するノウハウがなく、ゼロから始めようと考えている企業にも着目して技術導入を進めていきたいと考えています。年内中には藤原工場にロボットセンターを開設し、実際に産業用ロボットをお客様に見てもらって部品の選定や動作確認などを行ったり、社員に向けたロボット操作の教育目的にも使用したいと考えています。最終的には、ロボット化を社会にもっと普及させていきたいですね。合理化できるところはロボットに、付加価値をつけたいところは人に、とシフトチェンジしていくことが未来の企業に求められていくことだと思います」
お客様と共に、会社と共に、自分自身が成長していける会社。
アイエスエンジニアリングは常に高みを目指して、今日も挑戦を続けています

2020/5/25 取材
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